マニ車はダライ・ラマで有名なチベット仏教の仏具です。ネパールはチベットと隣接しており、(もっともエベレストをはじめとするヒマラヤ山脈が、その道のりを険しいものとしていますが。)チベット仏教を信仰する人々も多く暮らしています。カトマンズにもボダナートやスワヤンブナートといった世界遺産「カトマンズ盆地(カトマンズ、パタン、バクタプールの3都市と7寺院で構成)」に登録されているチベット仏教寺院があり、もちろんマニ車も設置されています。
マニ車のなかにはチベット仏教の経文「スン」が巻かれており、心を込めてマニ車を1回右回りで回せば、1回経文を唱えたことと同じ功徳があるとされています。
マニ車には、チベット寺院に備えられている大きなタイプから、手で回す「マニ・ラコー」という小型のタイプまで、いくつかの種類があります。信心深いチベット人のおじいちゃん、おばあちゃんは自分の家でも「マニ・ラコー」をせっせと回しています。きるてぃぷーる画廊へお出での際は、皆様も是非マニ車を回してみて下さい。
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